皆さんこんにちは！

今回は、歯型を精密にとることができる印象材についてご説明します！

まず、歯型をとる材料は大きく分けて２種類あります。

１つ目は、主に保険診療全般で使用する場合が多い、「アルジネート」と呼ばれる印象材です。

型取り自体は比較的簡単に行えますが、時間の経過と共に少しずつ変形が生じるという弱点があります。

上のグラフのように、水中では膨張し、逆に空気中では収縮してしまう為、寸法に変化が生じてしまいます。

１番変形を抑えられる防湿箱で保管し、速やかに石膏を注いだとしても、１寸の変化も起こさないということは極めて難しいと言われています。

続いて２つ目の「シリコン」と呼ばれる印象材についてご説明します。

こちらは、当院では主に自由診療で使用する場合が多いです。

１つ目のアルジネート印象材と比較して、時間が経過しても変形しずらい為、非常に精密性に優れた材質です。

また、歯と歯茎の境目まで鮮明に歯型をとることができ、より適合性が良い補綴物に仕上がります。

結果的に虫歯になるリスクを抑えることにも繋がります！

何か気になることがございましたら、ぜひお気軽にお声がけ下さい！

AS柴田