2017.03.03更新

先日、長年上顎洞炎(蓄膿症)の症状で困っている患者様が

来院されました。かかりつけの歯医者さんでは土台が長いため取り外すことができない

との事で経過観察の状況でした。当院でCT撮影をしたところ、顕著な上顎洞炎を認めました。(上顎洞内が真っ白になっております)

レントゲン写真で原因と思われる疑わしい歯を発見

https://www.s-shika-clinic.com/asset/0000001945__IntraOral_20161226171438.jpg

CT撮影をしたところ、顕著な上顎洞炎を認めました。(原因と思われる歯の根っこの先端が膿んでおり、上顎洞内が真っ白になっております)

 

https://www.s-shika-clinic.com/asset/0000001945_222_CT_20161226180418.jpg

 

診断したところ原因歯がはっきりしたため早速、顕微鏡を用いて根管治療を行いました。治療を開始して3回程度で症状も改善したため根管充填(神経の部屋に最終的な材料を入れる作業)をおこない念のためCT撮影をしたところ、すっかり上顎洞内が治っていました。

術後のレントゲン画像(根充材が緊密に詰まっております)

https://www.s-shika-clinic.com/asset/0000001945_111_IntraOral_20170210124522.jpg

 術後のCT画像

https://www.s-shika-clinic.com/asset/0000001945__CT_20170210124832.jpg

患者様も長年、膿の臭いで困っていましたので、非常に喜んでおりました。

同じような症状でお困りの患者様がいらっしゃいましたら是非ご相談ください。

 

歯科医師:大口

 

 

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