2017.02.17更新

 

総義歯を装着していた患者さんです。入れ歯が外れてしまうことが不安、硬いものを何でも好きなように食べたいという思いから、固定式のインプラント治療を希望されました。

 

術前のレントゲン写真です。上顎の臼歯部(奥歯)を支えていた骨が非常に薄いため、骨を増やす処置 【サイナスリフト(上顎洞底粘膜挙上術)】という特殊な手法が必要になります。

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エス歯科クリニックでは、インプラント治療を行う前に必ずCTを撮影し、まず精密な診断から始めます。

CT上、骨の厚みは1~3mm程度。かなり骨が薄いことがわかります。

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通常、このような骨の厚みではそのままインプラント治療はできませんが、骨を増やす処置によって、できない治療が可能になります。

 

 

 

 

 

今回は、左右両側サイナスリフト【上顎洞底粘膜挙上術】にて骨を増やす処置に加え、6本のインプラント埋入まで1度のOPEで行いました。

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赤〇の部分が骨を増やした場所です。人工骨と自家骨を併用しています。
 

サイナスリフトを行う場合、骨を増やす処置と、インプラントの埋入を2回に分けて行う医院が多いですが、当院では患者さんの負担と、治療期間の短縮を考慮し、2回のオペを1回に短縮して行うことが可能です。これらの処置を行える医院は少ないのが現状で、エス歯科クリニックでは他院からの紹介のケースも数多く手掛けています。

 

 

 

 

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