2015.10.19更新

 

先日、インプラントメーカーNobel Biocare主催のスキルアッププログラムに参加してきました。テーマはインプラントの即時荷重についてです。

 

あ

 

■ 即時荷重 とは? 

 

インプラントを埋入したその日のうちに仮歯を装着し、噛めるようになって帰っていただける手術です。

 

※ 通常、インプラント治療では、骨とチタンが結合するまで3ヶ月ほど待つことが多いです。そして結合を待ったのち、仮歯を入れて初めて噛めるようになります。

 

 実際にインプラントを希望する患者さんたちからは、

「すぐに噛めるようになりたい」

「できればその日のうちに・・・」

という声も、多く耳にします。

  

当院では、インプラントの手術その日から噛める状態にする

【即時荷重 immediate loading】という手法も行っています。

 

 

あ

 

無歯顎の患者さんが、取り外し式の入れ歯ではなく、

固定式の歯を入れて噛めるようになることも可能です。

もちろん即日で治療が可能です。

 

 

当院では、インプラント治療を行う前には必ず、CTを撮影し、緻密な診査・診断を行います。具体的には骨の状態(骨密度・骨幅・高さ・骨質・骨欠損状態)、他の歯との兼ね合いなど様々な要素を考慮し、インプラント幅径・長さ・位置・角度をコンピューター上で綿密に設計していきます。

 

あ

 

 患者さんの希望があれば、インプラント即時荷重が適応かどうか判断することができます。一般に治療方法は一つではありません。まずは精密なCT診断を受診されることをおすすめ致します。

 

治療の選択肢を複数知った上で、ご自身の希望と照らし合わせて、ベストとなる治療方法を選択していくことが大切です。

 

 

 歯科医師 池 

 

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