2016.10.07更新

歯を失う原因として虫歯・歯周病はよく知られていますが、歯根破折を知っていますか?

 

歯は人体の中でも特に硬い組織として知られていますが、そんな硬い歯でも壊れてしまうことがあります。無理な力がかかりすぎると、歯が割れてしまったり、根が割れてしまったり…

 

根が割れてしまうと、割れた根の周囲に膿がたまってしまい、周囲の骨をどんどん溶かしていきます。基本的には長く残すことは困難なため、抜歯の適応となります。

 

↓ レントゲンを撮ると、こんな状態です

あ

 

あ

 

あ

 

 

では、どうすれば歯が割れないようにできるか?歯根破折のリスクを下げることは可能です。

 

まず、設計を考慮すること。無理な設計では、長くもちません。せっかく治療するのだから、適切な設計で、ずっと長持ちする治療が望ましいですよね。

 

そして、定期検診を通じて全体のかみ合わせのチェックを受けることが大切です。

 

また、根の治療をした歯については、グラスファイバーの土台を立てることで破折のリスクを下げることも可能です。

 

根の周囲の歯茎から膿がでてきたり、歯茎の腫れを繰り返している方は、是非一度ご相談ください。

 

 歯科医師 池

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