サイナスリフト(インプラント)
2017.11.25更新
右上のブリッジが揺れていて、歯茎が痛むことを主訴に来院された患者様です。
一番奥の歯、ブリッジの土台を支えている骨が溶けてしまっていることがわかります。
今回は、残念ながら奥の歯は抜歯となりましたが、手前の歯は残せます。(放置されてしまう期間が長いと、手前の歯もダメになってしまうところでした・・・)
上顎の骨がかなり薄いケースのため、抜歯後4か月待ったのち、CTや術前の綿密な診査を経て、インプラントを2本埋入することになりました。
術後のレントゲンです。
ここでは、上顎洞の粘膜を挙上し、骨を増やす処置を行い、同時にインプラントの埋入まで、すべて1回のオペで行っています。患者さんは手術の負担も1度で良いため、喜んでらっしゃいました。
エス歯科クリニックでは、他の病院から、インプラントをはじめとした紹介患者様を数多く手掛けています。このサイナスリフトも依頼を受けることが多い、治療難易度の高い術式のひとつです。
歯科医師 池