2017.09.29更新

先日、米国・ロマリンダ大学 インプラント科の研修プログラムがありました。

5月から8月まで、4ヶ月間の研修でしたが、無事に修了することができました。

 

ロマリンダ大学は、アメリカ・カリフォルニア州にある医科大学で、歯科分野に関しては、インプラントに関連する骨造成(特に、サイナスグラフト:上顎洞に骨を増やす技術)を長きに渡って研究している大学病院・研究機関です。

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日本全国から開業医や勤務歯科医が30名ほど集まって、4ヶ月に渡って最先端のインプラント治療に関連した実習・講義を受けてきました。良好な予後を得られるインプラント治療に必要な、骨や歯肉を増やす処置をはじめ、最新のインプラント治療のトレンドについて学んできました。

 

インプラントを安心・安全に行い、良好な予後を得るためには、適切な位置にインプラントを埋入するための十分な骨が必要不可欠になります。また、インプラントの上部にある被せ物の周囲に、健全な歯肉があることが、その後の清掃性に大きく関係してきます。

 

しかし、全ての人に十分な骨や、健全な歯茎があるわけではないため、インプラントを希望しても、骨や歯肉を増やす必要がある患者さんも多いのも事実。特に日本人の場合、骨が少ない、歯肉が薄いケースも少なくないため、骨と歯肉を増やす処置がインプラント治療に密接に関わってきます。

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本や論文、ベーシックな研修で学んだ基本ももちろん大切ですが、最新の知識や技術を学び続け、今後も積極的に診療に生かしていきたいと思います。

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ロマリンダ大学 インプラント科の教授 ロザーダ先生と。

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歯科医師 池

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