2017.06.16更新

2011年に東京医科歯科大学の教授が発表された日本歯内療法学会誌で

掲載された『わが国における歯内療法(根管治療)の現状と課題』の論説で

大学病院の外来患者さんの過去の根管治療を全て抽出して根尖に病態がある確率を

調べたら、一番良くて50%、悪いと70%以上に根尖病変が認められると

報告されています。

 

つまり、日本の根管治療の現状として成功率30~50%前後ということが

言われてます。

 

海外で歯内療法専門医が行うと成功率は90%以上で、日本では良くて50%前後という差の

要因としてはラバーダム防湿をせずに治療を行うことが要因の一つと言われております。

https://www.s-shika-clinic.com/asset/rubberdam01.jpg 

当院では根管治療の際、必ず行うラバーダム防湿ですが、同教授の論文によると

日本でラバーダムを『必ず使用する』のは一般歯科医師で5.4%、日本歯内療法学会会員で

25.4%と報告されています。

 https://www.s-shika-clinic.com/asset/rubberdam-top.jpg

当院ではラバーダムのほかにもマイクロスコープなど様々な世界基準の器具やテクニックを用いて質の高い

根管治療を行っております。

https://www.s-shika-clinic.com/asset/a3806e1e06698ba2f54054d1407c6000f02c7b52.jpg 

もし、根管治療を現在行っていて、なかなか治らず諦めている患者さんや抜歯と診断され悩んでいる

患者さんがいらっしゃいましたら是非、私たちにご相談ください。

 

 

歯科医師:大口

 

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